口腔外科(インプラント・口内炎・骨粗しょう症)
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口腔外科
口腔内の外科治療を行います。親知らずが気になる、顎が開かない、口の中が痛む、膿がたまっているなどお口の中のトラブルがございましたら、ご相談ください。
当院で行う口腔外科で扱う主な疾患
- 親知らず(水平埋伏智歯)
- 顎関節症
- 口内炎
- 口腔内の外傷
- 補綴前処置
- インプラント
インプラント
従来、歯を失った際には「ブリッジ」や「入れ歯」で補うのが一般的でした。ブリッジは、失った歯の両隣の健康な歯を削って土台とするため、将来的にその歯の寿命を縮めてしまうことがあります。また、取り外し式の入れ歯は、金属のバネで固定する必要があり、硬いものを噛むと痛みを感じたり、噛むたびにずれるなど、使用感に不満を抱える方も少なくありません。
このようなお悩みを抱えている方には「インプラント治療」という選択肢があります。
「抜いたままの歯が気になっている」「ブリッジの調子が悪い」「入れ歯が合わなくてつらい」など、どんなことでもかまいません。まずは一度ご相談ください。お一人おひとりに合った治療方法をご提案いたします。
オステムインプラント
当院では、インプラント治療において世界的に評価の高いオステム社(Osstem Implant)の製品を採用しています。オステム社は、世界80ヶ国以上で使用されているインプラントであり、世界シェア率もTOP3を誇ります。
またオステム社の「ワンガイドシステム」を使用することで、デジタルシミュレーションに基づいた精密な手術が可能となり、より安全かつ正確なインプラント埋入で身体への負担が少ない治療を実現しています。
「自分の歯のようにしっかり噛みたい」「長く安心して使えるインプラントを選びたい」という方に、納得いただける治療をご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。
メリット
- 自分の歯のようにしっかり噛める
- 見た目が自然で審美性に優れている
- ブリッジのように両隣の歯を削る必要がない
- 入れ歯のようにぐらついたり外れたりしない
- 適切なケアで長期的に使用できる
デメリット
- 治療期間が数ヶ月かかる場合がある(最近は種類と適応症により最短6週間程度)
- 骨や体調の状態により治療ができない場合がある
- 保険が適用されず自費診療になる
- 定期的なメンテナンスが必要不可欠
※手術には医科のかかりつけ医に事前相談をしていただく場合があります。
額関節症
顎関節症は、歯の咬み合せが悪くて顎関節の構造を変化させたり、精神的緊張やストレスがあごの周辺の筋肉に異常をもたらします。症状は、顎を動かすと「カクカク」不快な音がする、痛くて口が開け辛いなどです。この症状は顎だけでなく、肩こりや腕・指がしびれたり、偏頭痛を伴ったりもします。顎関節症は広範囲にわたり、軽い症状から耐えられないような重い症状まで個人差もかなり強いのも特徴です。咬み合わせの治療を行うことで、症状は少しずつ楽になっていきます。症状がまだ軽いうちは、治療もそんなに大変ではないので、気になられる方は、早めに歯科医院で受診することをおすすめします。
親知らず抜歯
親知らずの生え方によっては歯磨きをきちんとすることが不可能な場合があり、そのような場合には将来的に虫歯や歯周病になってしまう可能性が非常に高く、最悪の場合は手前の健康な歯(7番)を巻き添えにしてしまうため、早めに抜歯しておくことが推奨されます。また、親知らずが虫歯になってしまった場合、一番奥の歯は治療器具が届きにくく、その後のメンテナンスも難しいので、治療をしたとしても高確率で再発します。そのため、親知らずが虫歯になったら治療をせずに抜歯をするというケースも多くあります。
抜歯したほうが良い場合
- 手前の歯と同じように生えてきているが、歯磨きが上手にできない場合。
- 中途半端に生えていて、歯の一部だけが見えている場合。
- 横向きに生えてきている場合。
- 骨の中に完全に埋まっているが、レントゲン写真上問題がある場合。
- 歯並びを悪くする恐れがある場合。
レーザー治療
当院では、痛みや不快感のない治療を目指してレーザー治療を導入しております。
レーザー治療をすることにより以下のような効果が期待できます。
- 消臭効果・レーザー麻酔作用・鎮痛・除痛効果
- 止血効果・殺菌、消毒効果・組織の蒸散
- 組織の活性化作用
これらの効果・作用により以下の治療にレーザーを使用しています。
- 虫歯の治療・予防・知覚過敏・口内炎
- 義歯の接触痛・歯周病・根管治療・レーザー麻酔
- 止血・顎関節症・歯ぐきの黒ずみなど
Nd:YAGレーザー インパルス デンタルレーザー
Nd:YAGレーザーの波長(1064nm)は水分に吸収されにくく、連続波(継続的な照射方法)で照射すると組織内部まで浸透する性質を持っています。しかしインパルスデンタルレーザーは連続波ではなく、パルス発振(瞬間的な照射の繰り返し)の照射方法を採用しているため、照射による組織への熱の深達度を制御することで熱の深達度による影響や危険性の少ない止血、凝固、蒸散、切開を行うことが可能になっています。
適応症:辺縁性歯周炎、根尖性歯周症、歯肉炎、アフタ性口内炎、メラニン色素沈着など
炭酸ガスレーザー
炭酸ガスレーザー(CO₂レーザー)は、歯科治療において幅広く活用されているレーザー機器のひとつで、主に歯茎などの治療に使用されます。従来の切開やドリルを使用する代わりにレーザーを用いるため、無痛に近い治療を行うことができ、患者様への体の負担や不安などの軽減にもつながります。副作用も少ないため、高血圧や糖尿病、妊娠中の方にも安心して受けていただけます。
適応症:歯周病治療、口内炎、インプラント周囲炎、メラニン色素沈着など